【障害者マークと啓発活動】

障害マークとあわせて啓発活動マークもご紹介してありますので見かけた際には、障がい者の方へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
下記に各マーク問い合わせ先を表示しております。

お声がけの仕方

障害の種類や、その時の体調でさまざまに変わる事があります。
一例としてお役立て頂けたら幸いです。

一般的には普通に距離をとり、目を見て普通の音量で話しかけてみて下さい。
「どうしましたか?」
「どうかされましたか?」
「何か手助けが必要ですか?」
「何かお困りですか?」
「大丈夫です?」
「体調が悪いですか?」
「必要なことがあればお手伝いしますので、遠慮なく声をかけて下さいね!」

特に高齢者や痴呆症の方などには、「あなたに話しかけてますよ」という意思表示にもなります。
また反対に目を反らす(合わせない)方は、コミュニケーションが上手にとれないとかうつ症状のある方もしれません。
聞こえが悪ければ、少し大きな声にしたり、「ここにいるよ、一人じゃないよ」との意味を込めて軽くポンポンと肩を叩いたり手を握ってあげてみて下さい。
目だけではなく、顔全体の表情を見ても何らかのサインを受け取ることができるものです。

必要に合わせて、お手伝いや小さな手助けを、一人で抱え込まず場合によっては周囲の方や、駅やデパートなどなら職員の方や店員さんに頼むとか、状況によりご家族や警察・救急車をお願いするなどしてあげて下さい。

白杖(はくじょう)SOS

このマークは、白杖を使用する全盲・弱視や夜盲等の目に障害がある方、
そして視覚障害以外に、聴覚や肢体不自由、平衡(へいこう)感覚機能障害の方も使用されています。
白い杖をついている人で、周囲の騒音で状況が分からなくなったり、体調不良や様々な状況で手助けを求めているマークです。
立ち止まって、杖を頭上に上げたり、ヘルプマークや手を上げていたら、『どうしましたか?』『何か手助けが必要ですか?』など、声をかけたり、騒音の中では肩をポンポンと叩くなどしてお手伝いの意思表示をしてあげて下さい。
※夜盲とは、鳥目といわれる暗い場所で視力が低下する状態のことをいいます。

問い合わせ先
白杖SOS発案者    福岡県盲人協会

白杖SOSマーク所有者
岐阜市福祉部福祉事務所障がい福祉課
TEL:058-214-2138
FAX:058-265-7613

盲人のための国際シンボルマーク

視覚障害者が右手に白杖を持って歩く姿をデザイン化しています。 
信号機や音声案内装置、国際点字郵便物、書籍・印刷物などに、設置・添付されてます。

道路交通法は、白杖の携行か盲導犬による歩行を視覚障害者に義務づけ、「目が見えない者に準ずる者を含む」と全盲の人以外も含むことを明示している。「道路の通行に著しい支障がある」場合は、肢体不自由や聴覚、平衡機能の障害者も白杖を持つことができる。
と、記しています、視覚障害の方以外の方の利用にもご理解下さい。

問い合わせ先
社会福祉法人日本盲人福祉委員会
TEL:03-5291-7885

耳マーク

このマークは、耳が聞こえない・聞こえにくい人への配慮を求めるマークです。
このマークを提示されたら、筆談やゆっくりと大きな声、マスクを外してゆっくりと口の形が分かるように話して下さい。
※口の形で言葉を読みとることを、【口話(こうわ)】と言います。

問い合わせ先
一般社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会
TEL:03-3225-5600
FAX:03-3354-0046

聴覚障がい者マーク

聴覚障害者マークは「聴覚障害者が運転している車」を示すための、道路交通法に基づく身体障害者標識です。
表示を付けた車に対して幅寄せ・割り込みをした場合は処罰されます。聴覚障害者が運転する場合、このマークを表示しないと道路交通違反になります。

問い合わせ先
警察庁交通局交通企画課
TEL:03-3581-0141(代)

ヘルプマーク

このマークは、外側からは分かりにくい身体の障害、人工関節や義手・義足、難病やペースメーカー、大きな手術痕や人工肛門など、精神・知的や発達障害、妊娠初期等の方々への配慮や援助をお願いするものです。

問い合わせ先
東京都福祉保健局障害者施策推進部計画課社会参加推進担当
TEL:03-5320-4147

ヘルプマーク配布場所
各都道府県・市町村福祉課窓口
(一部まだ配布かされていない自治体がございますのでご確認下さい)

ヘルプマーク導入状況(令和元年)


ハートプラスマーク

ハートプラスマークは、内部障害や内臓疾患などがある方で、理解を頂きたい方です。
インフルエンザ、風疹などの感染しやすい風邪症状の方などは、うつさないように近寄らないなど配慮頂ければ幸いです。

問い合わせ先
特定非営利活動法人ハート・プラスの会

介助犬マーク

1、盲導犬・聴導犬や様々な障害の方々のお手伝いをし、身体の一部でありペットではありません。
2、介助犬が一匹でいたり、走っているのを見たら、周囲を見回して下さい、障がい者の方が緊急事態かもしれません。
3、介助犬に出会ったら、こんな行為は迷惑になります。
①声をかけたり、大きな音をたてないで下さい。
②食べものを見せたり、上げないで下さい。
③触ったり、他の動物を近づけないで下さい。

問い合わせ先
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部企画課自立支援振興室
TEL:03-5253-1111(代)
FAX:03-3503-1237

補助犬同伴化マーク

補助犬は、障がい者の身体の一部であり単なる「ペット犬」ではありません。
 2002年10月1日より身体障害者補助犬法が施行され、すべての公立施設(役所・病院)及び公共交通機関はもとより、2003年10月から個人店舗の飲食店や小売店からデパート、宿泊施設、映画館やレジャー施設など、すべての民間施設でも補助犬の同伴者の受け入れが義務づけられ、基本的に補助犬同伴の受け入れを拒否してはならないと「身体障害者補助犬法」で定められています。
 「犬だから」と拒否をしないで温かく受け入れてください。

マタニティマーク

このマークは、お腹に赤ちゃんがいる妊娠中のお母さんのマークです。
妊娠初期の外見で分からない方がヘルプマークとの併用をされる場合もあります。
足元が見にくいことや、人によってはツワリ症状などで、強い臭いなどで体調が悪くなる場合などがあります。

問い合わせ先
厚生労働省  子ども子育て
各市町村保健センター

車いすマーク

この車椅子マークは「障害者が利用できる建築物や公共輸送機関であることを示す世界共通のシンボルマーク」です。このマークが付いている施設は、車椅子を使用する人に限らず、障害をお持ちの方すべてが利用できます。

問い合わせ先
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会
TEL:03-5273-0601
FAX:03-5273-1523

四葉(クローバー)マーク

四葉マークは「身体障害者(肢体不自由)が運転している車」を示すための、道路交通法に基づく身体障害者標識です。
肢体不自由であり、運転免許証に条件が付されている方が対象となります。
表示を付けた車に対して幅寄せ・割り込みをした場合は処罰されます。

問い合わせ先
警察庁交通局交通企画課
TEL:03-3581-0141(代)

子ども用車いす(バギー)マーク

このマークは、障がいのある子どもさん用の車いす型です。
公共交通機関などで乳母車と間違えられることを回避し、周囲の方にご迷惑をおかけしないための表示です。

問い合わせ先
上段
一般社団法人mina family(ミナファミリー)
06-7777-2708

る団体「mon mignon pêche(マムミニョンペッシュ)」
http://buggymark.jp

オストメイトマーク

このマークは、人工肛門・人工膀胱を造設している人( オストメイト )を表しています。オストメイトのための設備があるトイレなどに表示されています。
また、様々な状況がありますが、ご理解とご協力もお願い致します。

問い合わせ先
公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団
TEL:03-3221-6673
FAX:03-3221-6674

障がい者雇用支援マーク

公益財団法人ソーシャルサービス協会が障害者の在宅障害者就労支援並びに障害者就労支援を認めた企業、団体に対して付与する認証マークです。障害者の方の社会参加を理念に、障害者雇用を促進している企業や障害者雇用を促進したいという思いを持っている企業の所在が分かりやすいなるように表示しています。


問い合わせ先
公益財団法人 ソーシャルサービス協会 ITセンター
052-218-2154

介護マーク

サービスエリアや駅などのトイレで、介護者が付き添う際、周囲から冷ややかな目でみられて困る。
男性介護者が店頭で女性用の下着を購入する際、いつも困っている。
病院に連れて行った際、2人で診察室に入っていくと、見た目は健康そうなのになぜ2人で診察室に入るのか、呼びとめられる。
駅で切符を買う時や、スーパーで買った物を袋詰めしている時など、目を離したわずかの間にどこかに行ってしまうことがある。
車の乗降りを介助する際、パッシングされてしまった。
など、介護でお困りな同行者の方が周囲に理解を求めるサインです。

問い合わせ先
静岡県長寿政策課介護予防班
054-221-2442

各都道府県・市区町村
高齢福祉課

認知症サポーター

認知症サポーターは、認知症の正しい知識を身につけることで、ご本人やご家族の方々を身近な人たちで支えようというものです。
また、認知症と思われる徘徊(はいかい・道に迷っている)していると思われる方はのお声がけの時に、このオレンジリングを手首や名札の紐などに付けることで、講習を受けているという安心感を周囲にも与えることができます。

問い合わせ先
厚生労働省  認知症サポーター
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000089508.html

あいサポート運動

あいサポート運動は、さまざまな障害を理解する事で差別を解消し、共生社会を実現しようとする運動です。

問い合わせ先
鳥取県福祉保健部障がい福祉課
0857-26-7675

ゲートキーパー

ゲートキーパーは、「命の門番」という意味で、
悩んでいる人に気づき、声をかけ、話しを聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。
厳しい生活環境の中で、孤立したり自殺に追い込まれる人が少なくない中で、
【気づき→声がけ→傾聴→つなぐ・見守る】
寄添う行動の中で、支えてゆこうという活動です。

問い合わせ
厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000128768.html

傾聴ボランティア


傾聴ボランティア
苦しみや悩みをじっくり聴いて共感し、ありのままを受け入れるボランティア。相手の心を癒やし、孤独や不安を軽減させる手助けをする。特別な資格はいらないが養成講座やサークルがある。施設やひとり暮らしの高齢者、長期入院患者などを対象に活動しているグループもある。

問い合わせ
各都道府県福祉課
各市町村役場福祉課
各地域社会福祉協議会
市民サポートセンターへ問い合わせ